※新規インストールの場合は、drupal.orgで配布されているLocalized Drupal Distribution | drupal.org からインストールするのが一番シンプルでメンテナンス性もよいですので、こちらを推奨します。
Drupalの既存インストールの場合や、Acquia Drupal、Pressflow、OpenAtriumのようなディストリビューションを使われている場合の日本語化の手順です。
Drupal6、Drupal7で動作の確認をしていますが、フィードバックよろしくお願いします。
日本語化には2つの方法があります。
1)Localization update モジュールを使う方法。
2)l.d.oから日本語の翻訳ファイルをダウンロードして、Drupalの管理画面からアップロードする方法。
Drupalコアだけではなく、l.d.oで承認済みとなっている全ての拡張モジュールの翻訳も自動的に取り入れ、
新規翻訳があれば自動的にアップデートしてくれますので 1)の方法がオススメです。
Drupalのマイナーバージョンが上がりコアを入れ替えた場合も、同じ手順で対応可能です。
1)Localization update モジュールを使う。
☆ Localization updateモジュールを設置。
Localization update | drupal.org からそれぞれのバージョンにあったLocalization updateモジュールをダウンロード。
解凍後、通常のモジュールと同じようにサーバー上の sites/all/modules/ ディレクトリに設置。
Home › Administer › Site building > Modules へアクセスして [ Localization update ] をチェックし【Save Configuration】をクリック。
同時に[ locale ] モジュールも有効化されるので【Continue】をクリック。
☆ 日本語を追加する
Home › Administer › Site configuration > Languages へアクセスし、 [ Add Language ] タブをクリック。
Language name: のプルダウンメニューから【Japanese(日本語)】を選択し【Add Language】ボタンをクリック。
言語のリストにDefault言語を選択するラジオボタンが出てくるので日本語をチェックし、【Save Configuration 】をクリック。
以上で、日本語化完成です。
英語と併用して使う場合は、言語リストの「編集」から 日本語からは [パス接頭語:] の[ja] を削除し、英語に [en]を付けておくと便利です。
2)l.d.oからダウンロードした日本語翻訳ファイルを使う。
☆ l.d.oから日本語翻訳ファイルをダウンロードする。
Japanese overview | localize.drupal.org からバージョンに合った翻訳ファイルをダウンロード。
☆ Localeモジュールを有効化
Home › Administer › Site building > Modules へアクセスして [ Locale ] をチェックし【Save Configuration】をクリック。
☆ 日本語を追加
Home › Administer › Site configuration > Languages へアクセスし、 [ Add Language ] タブをクリック。
Language name: のプルダウンメニューから【Japanese(日本語)】を選択し【Add Language】ボタンをクリック。
言語のリストにDefault言語を選択するラジオボタンが出てくるので日本語をチェックし、【Save Configuration 】をクリック。
☆ 翻訳ファイルをインポート。
Home › Administer › Site building > Translate interface へアクセスし、 [ Import ] タブをクリック
Language file: 【ファイルを選択】から さきほどダウンロードした翻訳ファイルを選択し【Import】ボタンをクリック。
以上で日本語化完成です。
英語と併用して使う場合は、言語リストの「編集」から 日本語からは [パス接頭語:] の[ja] を削除し、英語に [en]を付けておくと便利です。