Posted by qchan on May 23, 2011 at 1:37am
Start:
2011-07-15 10:00 - 2011-07-16 17:00 Asia/Tokyo Event type:
Related event (ie. not Drupal specific)
2011年7月15日(金)・16日(土)
"オープンソースカンファレンス2011 Kansai@Kyoto - オープンソースの文化祭!"
http://www.ospn.jp/osc2011-kyoto/
日程:2011年7月15日(金)・16日(土)10:00-17:00
セミナーの日程が15日(金)に決まりました。
"オープンソースカンファレンス2011 Kansai@Kyoto - イベント案内 | 2011-07-15 (金): CMS『Drupal』について":https://www.ospn.jp/osc2011-kyoto/modules/eguide/event.php?eid=54
会場:京都リサーチパーク(KRP)→ [交通・アクセスマップ]
・JR嵯峨野線(山陰線)「丹波口駅」より西へ徒歩5分
・「京都駅/西院駅/大宮駅/五条駅」からタクシーで約10分
祇園祭の宵山とかぶっていまして、京都駅周辺の宿はかなり取りにくくなりますので、早めの確保が望ましいと思います。
中心部から離れたり、大阪圏(電車で数十分)まで視野に入れると大分探しやすくなります。
また、会場周辺にはコインパーキングなど駐車場はたくさんあります。
Comments
セミナーについて
セミナーの日時はまだわからないのですが、枠だけは確保していただけそうです。
まだ一月半以上ありますので、ここで講師や議題について話しあう余裕がありそうです。
どなたか、講師に買ってでてくださる方はおられますか?
これまでは何人かで分担の形を取ることが多かったので、一人で壇上で話すより気楽ですよ。
セミナーの件につきまして
おはようございます。
セミナーですが、講義の内容やスピーカーになる件について、私で協力できる事があればやりたいと思っております。
職場が東京ですので、講義の詰めについてはスカイプのビデオチャットやメールで行えればなと思います。
講座は数名で、各分野ごとに発表するのは大賛成です。
そのほうが個人の意見ではなく、皆の意見のように感じるからです。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくおねがいします! 名乗りをあげて頂いてうれしいです
よろしくおねがいします!
名乗りをあげて頂いてうれしいです。一緒にやりましょう。
45分間は微妙な時間で、突っ込んだ内容はどうしても難しいのですが
普段使われているユーザーにもなにかしら新しい情報がありつつ、
全くの初心者の方にもDrupalの説明ができてという構成にできたらと思ってます。
他の方も、よければ手を上げてください。
Drupal7のすごい機能について話したいとか、テーマ作り、お気に入りモジュールについてなど1トピックでOKです。
セミナーについて
おはようございます/こんにちは。では、わたしも手を挙げます(^o^)/。
プレゼンできるほど Drupal には詳しくないのですが、お役に立てることがあったら是非お手伝いしたいと思います(静岡県浜松市在住です)。
単なる参考情報ですが、ミネソタ大学で行われたユーザビリティー テストの様子が昨日(一昨日) drupal.org に掲載されました(すでにご存じかもしれませんが…)。
http://drupal.org/node/1175694
Dreamweaver や WordPress は使っているが Drupal に触るのは初めてという人達が Drupal をどう見るか、というとても興味深い観察結果が紹介されています。OSC 用の準備に役立つかもしれません(ここで翻訳をご紹介できなくてすみません)。
また必要なことがあったらお伝えください。
どうぞ、よろしくお願いします。
よろしくおねがいします! プレゼンの分担などの相談を進めて
よろしくおねがいします!
プレゼンの分担などの相談を進めていきましょう。
このフォーラムで出来る範囲はここで話しあって、細かな部分はSkypeなどでやりとりしていけたらと思ってます。
参考URL興味深いです。私もDrupalに出会う前はWordpressを触っていましたので、最初はかなり戸惑いました。
インストール後のそっけない画面から、Drupalの”Module&工夫次第で、なんでも出来る”という特徴は見えてこないですね。
D7になっても御世辞にもフレンドリーとは言えない作りだと思います。今では奥行きの深さ・凄さに痺れていますが。
この一年で日本のライトウェイトCMSの標準がMovable TypeからWordpressへはっきり移行した感がありますので、
ユーザー数の多いWordpressとの概念の違いを説明するとわかりやすいかもしれないですね。
セミナーの日程が 07-15 (金)
セミナーの日程が 07-15 (金) 13時00分になりました。
abechiyo2000 、Masa Nishioさんとの3人の分担で進めていきましょう。
関西在住の尊敬するDrupaler miyabeさんにもぜひ登壇してもらいたいと思っていますので、
調整をぎりぎりまでしていくつもりです。(時間配分は私の分担するスペースの中でします)
これまで上がっているプランとしては
1)初めての方向け「Drupalってなに?」
2)少し使っておられる方向け「Drupal 7の新しいところ」
3)ちょっと突っ込んだ話題「(例)Panelsのここがすごい」(Drush,Featuresなどでも)
の3つを12〜3分ずつ担当して、残った時間でQ&Aという感じです。
いきなり質問はありますか? と聞いて手が上がることは少ないですので、
これまで何回かは事前にテーブルに用紙を配って質問を書いてもらっています。
そのやり方を今回も踏襲したいと思います。
他に盛り込みたいないようなどありましたら、よろしくおねがいします。
qchan
qchan ありがとうございます。
契約更新のお話がなさそうなので、当日は参加出来そうです。
ただ、帰るのが 14日の深夜発のバス(15日早朝京都着)になりそうですので、15日までに何か準備するというのは難しいと思っています。
裏方的なお手伝いをさせていただこうと思っています。
よろしくお願いいたします。
私のアイデアとしては初心者向けの内容として、Acquiaの
私のアイデアとしては初心者向けの内容として、Acquiaの【DUMP Stack+翻訳 ファイル】を伝えるのはどうかなと思います。
これめちゃくちゃ簡単にDesktopにDrupalが入ります。
XAMPPやMAMPに始めからDrupalが入っているものと考えてください。
これを元に翻訳ファイルをインポートして日本語化する手順を伝えると、セミナーが終わってすぐにDrupalが試せます。
Drupal7になってレンタルサーバーなどでデータベースを使うためのPDOが入っていないために、
試せない環境の方もおられると思いますので役に立つのではないかと思います。
URLをプリントして配るのもありですね。
"Downloads | Acquia"
今資料作ってます
今Drupalを知らない人向けに、Drupalってこんなものだよって資料を作っています。
内容は、Drupalについて、モジュールについて、海外シェア、国内シェア(独自調査)です。
これ以外にエンドユーザーさんに対してDrupalでシステム構築する際の口説き方や、
Drupalの組み込み方などを説明出来たらなと思っています。
Drupalの組み込みかたは、Block、panels、contextなどの組み込み方があるかと思いますが、qchanさんがpanelsを説明いただけるとの事なので、私はblockでの組み込み方を、これまでのユーザー事例を使用して説明しようかと思っております。
資料出来次第、関係者の皆様に共有いたします。
15日は横浜から直接向かいますので、現地に11時くらい到着となってしまいますが、駆けつけでご協力出来ればなと思っております。
よろしくどうぞ
長い文章ですみません…
みなさん、ご連絡ありがとうございます。準備お疲れさまです。
qchan さん、DAMP スタック インストーラーはわたしも最初見たときには感動しました。abechiyo2000 さん、押さえるポイントとバランスがさすがプロですね(^o^)。satoshi.miyabe さんもよろしくお願いします。
1. プレゼン
大変申し訳ないのですが、上のコメントにも書いたように、わたしはプレゼンできるほど Drupal に詳しくありません。このため、
1)初めての方向け「Drupalってなに?」
2)少し使っておられる方向け「Drupal 7の新しいところ」
3)ちょっと突っ込んだ話題「(例)Panelsのここがすごい」
というテーマを扱うのだとしたら、qchan さんと abechiyo2000 さん(可能な場合は satoshi miyabe さんも)で分担していただいた方がいいと思います。
わたし自身は資料や素材を用意する方にまわるのがいいのではないかと(勝手にですが)考えています。たとえば、3 月に開かれた DrupalCon Chicago での Dries Buytaert 氏の基調講演のビデオから一部を抜粋したり訳したりすることもできます。
http://www.archive.org/details/keynote_dries
このビデオの 11 分 20 秒くらいから 14 分 30 秒くらいにかけて(約 3 分 10 秒。一種の PV)をそのまま流すだけでも Drupal コミュニティーの雰囲気は結構ストレートに伝わると思います(むしろ訳さない方がいいかも)。もっとも、WordPress ユーザーたちから見れば「なんでこの程度の数字で盛り上がってるの?」ということになるでしょう。ですから「等身大の Drupal コミュニティー」を紹介するのが目的であれば、いい素材だと思います。
また、同じビデオの 33 分 41 秒くらいからも同じく(同じ)音楽付きで紹介する映像があります。これは“What is Drupal?”という質問に対して各国のコントリビューターたちから寄せられた回答を紹介するものですが、こちらは Drupal にかかわっていない人には正直つまらないと思います。
2. Web ページ
qchan さんにはメールで、abechiyo2000 さんには先週、直接、お話ししたことですが、わたしは「OSC のあと」が 1 つのキー ポイントだととらえています。そこで、ある程度まとまった情報を Web 上にそろえておく必要があると思います。OSC での Drupal プレゼンを見て、「じゃあ、自分もやってみようか」と思い立った人たちが簡単なことにつっかかってあきらめてしまわないよう、補助的な Web ページをどこかに用意するということです。
qchan さん、abechiyo2000 さんのご了解が得られるようであれば、お二人がプレゼンの準備を進めていらっしゃる間にわたしは Web ページにまとめる情報をそろえられたらと思っています。
3. 統計データ
abechiyo2000 さんは職業柄すでにいろいろとご存じだと思いますが、他のみなさんと情報を共有しておくのもいいと思うので、わたしの知っているサイトを少しご紹介します。
統計結果は調査方法によって大きく変わり得るので、それを念頭に置いたうえでご覧ください。
I. W3Techs
http://w3techs.com/
WordPress を使用しているサイトは 5 月 1 日の時点と比べて 0.3% 増えているのに市場シェアは同時期に 0.3% 減っています。Drupal は同じ期間に使用サイトが 0.1% しか増えていないのに市場シェアが 0.2% 増えています。これは Joomla のシェアがやはり 0.3% 減っていることとも関係しているのでしょう(今は特に月が替わったところなので表示データが変わる可能性があります。ご注意ください)。
次のような表示方法もあります。
http://w3techs.com/technologies/overview/content_management/all
II. BuiltWith Technology
CMS シェア(オープン ソース以外も含む)
http://trends.builtwith.com/cms
上から順に「トップ 100 万サイト」、「トップ 10 万サイト」、「トップ 1 万サイト」と円グラフ(パイ チャート)が並んでいます。おもしろいことに上位のサイトに絞り込むほど Drupal の比率がグングン上がっていきます。
円グラフの下には CMS のリストが Web サイト数順に並んでいます。CMS 名をクリックすると、過去 1 年くらいの使用数の増減が線グラフで表示されます。WordPress と Drupal をそれぞれ見てみると、上昇カーブの傾斜角度が違うことがわかります。Drupal は、やっぱり「旬」ですね。
4. スケジュール
わたしは 14 日の夕方には京都に到着する予定なので、必要に応じてそのとき打ち合わせできます。16 日(土)18:00 からの懇親会にはどなたか参加されますか?わたしは今のところ参加しない予定です。必要に応じて E メールも使って直接コンタクトをとりあいましょう。
では、よろしくお願いします。
面白い統計データですね。
ちょっと前に米国の知人が簡単に安く作るんだったらJoomla,少しこったもので大掛かりなのはDrupalって言っていたのを思い出しました。
明日勉強会を東京でやるのですが、上記のURLも使わせていただくかもしれません。
みんなで共有しましょう
統計データ、勉強会で是非お使いください(わたし自身は参加できなくて残念です)。シェアしてこそコミュニティーですから。
あと、こちらとしても勉強会のあとで、もし osonoi さんから何かお気づきの点など伺えたら幸いです(たとえば、Drupal を知らない人に対してはここを押さえておくといい、とか、こういう説明の仕方がよかった、とか)。それを京都の OSC でのプレゼンに生かせるかもしれません。そんな感じで情報や体験などをどんどん集めて再利用したりコミュニティーとして成長したりしていけたら素晴らしいと思います(^o^)。
上述の Dries Buytaert の基調講演ビデオ、言わば第 2 の PV 部分(33 分 41 秒くらいから)で、“What is Drupal?”という問いに対して、ジェレミー・キース(Jeremy Keith)という Web デザイナーのこんな回答が紹介されています。
原文:It's a platform where it's harder to build simple things, but easier to build complex things.
拙訳:(他と比べると)単純なものは作りにくいが複雑なものは作りやすいプラットフォームだ。
最初に聞いたときは思わずニヤッとしてしまいました(^-^;)。
ありがとうございます。
明日の勉強会でのわかったことできるだけ後ほど報告したいと思います。
それと
It's a platform where it's harder to build simple things, but easier to build complex things.
って面白いですね。さっそくビデオ見てみます。
統計データはみんな興味があったようです。
昨日はこんな感じで進めたのですが
1.宮部さんによるDrupal紹介
資料は こちらです
2.Drupa関連ウェブサイトの紹介と実際にDrupalを設定してみる実習をやってみました。
統計資料はやはり皆さん興味があったようですね。特に今回はCMS初心者の方もいたのでマーケットでのポジションを理解していただけたようです。(というか私も勉強になりました)
実習は私のUbuntuノートPCに参加される方分に近いDrupal ホルダーを準備して、各自のパソコンからinstall.phpにアクセスしそして各自サイトを作っていただきました。実は私も7は初めてにちかかったので一緒に試行錯誤しながらすすめていきました。
コンテンツを作ったり、モデュールを有効にしたり、追加したり、テーマも追加しました。
このテーマは評判よかったですね。
皆さんのフィードバックはけっこうよかったと思ってます。ただサーバーがノートpcでちょっとレスポンス悪かったですね。
デスクトップのハイエンドPCがあると良かったかもしれない、持っていくのが大変ですが。
昨日はそんな感じでした。それとやはり参加いただいた皆様にはまたこんな機会を設けてほしいという声が多くありました。
また次回も考えます。(次回はやはり木場のユニバーサルスタジオかな?)
ご説明と資料ありがとうございます!
osonoi さん、とても参考になります。宮部さんもお疲れさまでした(^-^)。
なるほど、参加者各自がサイトを作るっていうのは理想的ですね。やっぱり、いったん家なり会社なりに戻ってからやってみるのと違って、その場で試して、わからないことはその場で聞けるっていうのは時間や労力の点でも学習効率の点でもベストでしょう。
度々のリクエストで申し訳ないのですが、もしよかったら、参加された方々のおよその人数と全体の所要時間を教えていただけますか?Drupal を大まかに理解するのにどのくらいの時間をかければいいのか、目安として役に立ちます。
Drupal 全般についても市場シェアなどについても、またいつか osonoi さん、宮部さんたちとゆっくりお話しできたらと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
京都でお会いしましょう :-)
京都でお会いしましょう :-)
実習の参加人数は8人、時間は2時間弱
だったかと思います。勉強会の全体の参加者は14人ぐらいでした。すでにインストールなどをやったことがある方はあえてやらなかったので実際に実習に参加したのは8人でした。また勉強会は宮部さんの説明を加えて3時間弱でした。しかし実習はもう少し時間を取りたかったな(もっと説明したかったな)という感じもします。ちなみにテーマはこのMarmeli http://drupal.org/project/marinelli というのが受けがよかったです。
そうですねゆっくりと話したいですね。ぜひqchanもいっしょに
でも最近はなかなか関西方面に行く機会はなくて。でも名古屋は考えてみようかな。 OSC名古屋
http://www.ospn.jp/osc2011-nagoya/
ありがとうございます
osonoi さん、大変、参考になります。miyabe さん、京都で是非ゆっくりお話ししましょう。:-)
そうですか。理想的な人数ですね。やっぱり、最初から試してみるには2時間くらいは必要になりますか。まあ、勉強会まで含めて3時間弱だったら、密度が高くて、参加されたみなさんも満足していらしたことでしょう。
Marinelli はわたしも試したことがあります。特に Drupal に初めて触る人の場合、デフォルトにセットしただけで(ブロックの表示設定などをあまりいじらなくても)使えるテーマがあるといいですね。
すみません。OSC 名古屋って「見学者」としてですか?それとも Drupal g.d.o/Japan として参加しようかということですか?(すみません、またもやお答えいただくことになってしまって…)
まだ決めてませんが
OSC京都はどんなかたちで参加するかは決めてませんがコミュニティとして出るためには申し込みが必要で、まだ今の時点で申し込んでないので結局一般参加になってしまうのかなと思っています。
ただ私は他のコミュニティ(Meegoユーザー)もかかわっているのでこちらで出る可能性もありますが。
了解しました。
ありがとうございます。ほかのみなさんを含めて OSC 名古屋で Drupal のセミナー(プレゼン)を行う方がいらっしゃるかなと思ったのですが、わかりました(^-^)。
わたしは Meego というものを知りませんでした。Drupal 8 ではモバイル機器に合わせた出力を目指していますから、モバイル機器プラットフォームと Drupal との連携が高まったらおもしろいでしょうね。
ちなみにMeegoユーザー会のサイトはDrupalです。
http://www.meego-users.jp/
こちらもぜひよろしくです。たぶん京都でも出展していると思います。
懇親会について
Ubuntu Japanese Teamから、
「15日(金)の第一日目終了後に、Drupal コミュニティの方も一緒にご飯でも。」とお誘いを受けました。
もしよろしければ、合流しましょう。
スキルもキャラもめっちゃ濃い面々でとてもおもしろいですよ。
私も、15日のOSCとしての懇親会には申し込んでいないです。
喜んで
ご連絡ありがとうございます。
合流、了解です。楽しみにしています(^o^)。
おつかれさまでした。
無事2日間のOSC Kyoto 2011を終了できました。
ありがとうございました。
abechiyo2000さん、Masa Nishioさん、smiyabeさん、shin1さん、kyokoさんお疲れさまでした。
初日の懇親会には、Drupal、LibreOffice、Open StreeaMap、FOSS4Gなどのコミュニティ合同で行われて
普段聞けない話を聞くことができ楽しい時間が過ごせました。この雰囲気がOSCの醍醐味ですね。
abechiyo2000さんの発表内容は非常にためになるもので、Drupalを日本のWeb製作現場で使うヒントが得られました。
Masa Nishioさんの長い海外経験を活かしたお話も興味深く聞くことが出来ました。
プレゼン内容は個別にPostしていけたらと思います。
日本語環境の簡単インストール方法をプリントして配りましたのでそのテキストもアップする予定です。
セミナーの段取りには反省点が多く、次回に活かしたいと思います。やはり、15分単位での区切り方は余裕がなかったですね。
複数のトピックを扱う時はもう少し時間配分を調整する必要があると感じました。
今後のOSCのスケジュールに関して、ほぼ月一開催で日本全国を回っていますから、
ブースやセミナーで参加したいと思われる方は是非手を上げてください。
わたしたちも出来る限り協力しますし、コミュニティとしてなんらかのサポートが得られると思います。
スケジュールは以下に記載されています。
OSPN - We Are Open!!
http://www.ospn.jp/
OSC Kansai / Kyoto プレゼンの内容
わたしが担当したのは qchan さん、abechiyo2000 さんのプレゼンに続く5分間でした。新しいディスカッション(スレッド)を立ち上げるほどの量ではないと思うので、以下、その内容を少し補足しながらまとめてみます。
アメリカ下院、Drupal を採用
日本の政治は参議院、衆議院という二院制をとっていますが、アメリカにも上院、下院という2つの議会があります。このうちの下院には、約 520 の Web サイトがあるそうです。数百のサイトがあると、通常は商用 CMS をはじめとしてオープンソースでも Joomla!、TYPO3、Plone など、さまざまな CMS が混在します。これは、そうしたさまざまなシステムを全体的に管理する IT 部門にとって大きな負担になります。それぞれの CMS に詳しい人材を何人も抱える必要があるだけでなく、新しい人材を採用した場合の教育、コンテンツを入力する人たちに対する講習の手間やコストも相当なものです。セキュリティー対策にもかなりの労力がかかります。
こうした問題に対処するため、下院は今年の1月、Web サイトをすべて Drupal にそろえることを発表しました。Drupal に統一することにより、管理、講習、セキュリティーなどの手間とコストを大幅に減らすことができます。また、たとえば、フォーラムは phpBB、ブログは WordPress といった具合に使い分けられていたシステムを1つの Drupal サイトにまとめて効率化することもできます。
これは Drupal がアメリカ合衆国の下院という有力な組織に採用されたというだけでなく、有力な公的機関が公にオープンソース ソフトを採用したということに大きな意味があります。また、「アメリカでは今こういうことが起きているから」と日本でも同じようなアプローチを進めやすくなります。
Drupal を使った Web のデザイン、開発、サポートの経験が豊富な業者を公募する下院 CAO(Chief Administrative Officer - 最高総務責任者)の告知文書(PDF):
http://www.house.gov/content/cao/procurement/PDFSolicitations/DrupalSour...
告知文書へのリンク元ページ(下院サイト):
http://www.house.gov/content/vendors/
Acquia のビジネス モデル
こうした「Drupal への規格統一」を推進している企業の1つが Acquia です。同社は Drupal を使ったさまざまなサービスを提供しています。クラウド ベースの“Drupal PaaS (Drupal Platform-as-a-Service)”もその1つです。
同社の運営する Drupal Gardens では、現在、ディスク スペース 1 TB で月に $12.42(本記事執筆時のレートで約 976 円)という Drupal サイトのホスティングを提供しています(期間限定のため、価格はいずれ変更されると思われます):
https://www.drupalgardens.com/pricing
この価格を見て、わたしも是非、Drupal Gardens を利用してみようと思ったのですが、とりあえず無料登録してサイトを作ろうとしたところ、パフォーマンスに問題があることがわかりました。たとえば、ページの表示を更新するだけのために1分以上待たされることが何度もありました。また、Drupal Gardens のシステム自体がダウンしてしまうこともあるようです:
http://www.drupalgardens.com/content/drupal-gardens-outage-due-amazon-we...
もちろん、このシステム ダウンは Drupal Gardens 自体ではなく、その土台となっている Amazon Web Services(AWS)のトラブルから生じたものです(Acquia 自身はバックアップ システムまで整えてあったのですが、Amazon 側の多重トラブルのため、そのバックアップにもアクセスできなくなったとのことです。また、Drupal Gardens はダウンタイムに対する補償として1カ月分の料金を無料にしたそうです)。
こうした理由でわたし自身は Drupal Gardens を仕事に使うのは見合わせることにしました。しかし、考えてみれば、Drupal というオープンソース CMS をベースにして同じようなシステムを作り上げることは日本でも可能なはずです。ディスク スペース 1 TB で月当たり 1,000 円、初期費用ゼロ、クレジット カードで決済可能ということであれば、世界中から日本へと膨大な数の顧客を集めることができるでしょう。
このように、オープンソース ソフトを利用したビジネスには広大な可能性があります。
以上がわたしの発表した内容です(実際のプレゼンは URL を挙げずに行いました)。
わたしは仕事として Web サイトを製作しているわけでもなく、基本的に Drupal の専門家ではありません。そんなわたしにプレゼンの機会を与えてくださった qchan さん、abechiyo2000 さんに、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。また、OSC Kansai / Kyoto でお会いできた、すべてのみなさんにも感謝の意を表したいと思います。
補足
上述した Drupal Gardens のパフォーマンスは一時的なものかもしれません。少なくとも今後は確実に向上していくでしょう。たとえば、Acquia のデータ センターが EU 圏内にできたあと、圏内では米国内のデータ センターと比べてネットワークの伝送遅延が 1/3 になったそうです。
https://acquia.com/blog/acquia-hosting-now-available-eu
Acquia のサービスは年内にアジアでもオンラインになるとのことなので、アジアでのパフォーマンスも改善されるでしょう。