Drupalcon Parisに来ています。興味深い情報をここで共有していきたいと思います。
英語のプレゼンを聞きながら日本語でブログ的な文章を書こうとすると、プレゼンの内容を聞き逃してしまうことに気づいたので、ノートを取って、あとからポストすることにしました。いろいろエキサイティングな情報があるのだけど、あまり器用でないのでリアルタイムに共有できません。 それから、聞き違いとかもあるかもしれないので、間違ってたらごめんなさい。
I believe there is a number of bloggers who post information in real-time, I won't be posting updates in English. Sorry!
Drupal 7 のコードフリーズが決定、9月7日から。期間は5週間。この際にはまだ重要なAPIの変更は行われる。ハードフリーズは10月15日から4週間。
新しいDrupalの新リリースはしばしば「破壊」(後方互換性を捨てるという意味において)をもたらすが、それはテクノロジーの発展において必要不可欠なものである。
Drupalはフレームワークか製品か、という議論があるが、両方であるべき。
=====
今回のDriesのプレゼンで印象的だったのは、彼のいつものプレゼンは統計的な情報(Drupalのダウンロード数、d.oのアクセス数)が多かったのが、今回のプレゼンではDrupalがどのように発展してきたか、またどのように発展していくべきか、ということについて、一般のテクノロジー(発電等)の発展との比較に基づいて述べることに多くの時間を割いたことでした。 上記の新リリースのデメリットに加え、テクノロジーは一般に発明→特注品→一般商品→サービスというプロセスを追い(例:コンピューターの発明からAmazon EC2への遷移)、Drupalもそれに沿って発展しているというのが彼の見識でした。
(当然もっと色々な情報があったのだけど、要約するとこんな感じです。詳しくは彼のプレゼンのビデオをご覧ください)
概要: - PHP 5.2 Mysql5 / PostgreSQL 8.5 (Postgresが申し訳程度ではなく、正式サポートに。おめでとう9j8!) - ものすごく古いissue - http://drupal.org/node/8 (ユーザーが自分で自分のアカウントを無効にできる)がとうとう実現! - ネイティブイメージハンドリング - ImageCacheがコアに
コアを小さくする努力 排除されたコアモジュール: - blog API - Ping - Throttle - Upload - Blockはオプションに (ただし、「コアを大きくする努力」(例:RDFの追加)などもあり。 ;p )
CCKがコアに加わる 新たにフィールドを追加できるのは: - ユーザー (例:node profile / content profile が不要に) - コメント - タクソノミー (例:taxonomy image moduleが不要に)
リージョンの取扱いの変化 - コンテンツリージョンやフッター等ほぼすべてがブロックとして取り扱われる
テーマ D6まで$contentの内容はXHTMLだったが、配列になったのでテンプレートレベルでの操作が楽に。また、check_plain()などのフィルターを付け忘れる危険もなくなる
jQuery - jQuery 1.3 - jQuery UI 1.7
テスト - SimpleTestがコアに加わる
PDOを使ったデータベース抽象化レイヤー - 今までとクエリーの書き方が根本的に異なる - db_rewrite_sql() から hook_query_alter()に
File API - ファイルがDrupalのオブジェクトとして扱われる。hook_file_load(), hook_file_save() などが使える
パフォーマンス (Driesのプレゼンではパフォーマンスが低下したことに触れた。ここでは前向きな情報のみ紹介) - 複数ロードが可能。例: - node_load_multiple() - file_load_multiple() - taxonomy_term_load_multiple() - user_load_multiple()
その他、開発に関すること - hookに$opが使われなくなる。代わりに、hook_node_load()など。hook_nodeapi()は名前がややこしいので使われないことに - hook_page_alterでページにレンダーされるHTMLを完全にオーバーライドできる - hook_node_accessで他のモジュールのパーミッションをオーバーライドできる - install profileがモジュールと同じ形式で管理される(.info, .install, .profile)
==========
Driesも彼のプレゼンの中で触れていたけれど、アーキテクチャやUX向上も含め、Drupal7は今までのリリースで最も大きく変化するバージョンのようで、その興奮が伝わってくる楽しいプレゼンでした。
スライドやビデオがどこかに載っているかな? 探してみよ。
というか、パリまでいかれていたのですね!さすがです! 情報、本当にためになります。ありがとうございます。
それにしても、なんだか本当にいろいろと変わりそうですね。
楽しみなのと同時に、hookとかまた1から覚えなおしかなあー(笑
<a href=""http://paris2009.drupalcon.org/session/agile-drupal-development-scrum">自分のセッションの準備で今朝6時半まで起きてたので、昼まで寝て、今スライドの最終調整中。今日は一どのセッションにも参加できないのでアップデートはありません。っつうか17:15の開始時間に間に合うのかしら。ジョイントプレゼンテーションは一人でやるより10倍大変。
Osonoi - 多分、アップロードされるまでに時間がかかると思います。Driesのブログにはコードフリーズの話が載ってます。
torihata_ptaro - まあ、ロンドンから電車で2時間ちょっとだから、東京〜大阪くらいの気分です。ヨーロッパはその辺の距離感が面白い。 hookは、今までを知ってればそんなに苦労しないはず(試してないけど)。利にかなった変更だし。あと、パワーアップしたcoder moduleで、カスタムモジュールのアップグレードは比較的簡単にできるとのことです(試してないけど)。
Saw your drupalcon tweets dokumori, so I knew you're in Paris. Envy!
Let's continue to use this thread to gather interesting DrupalCon Paris news.
Here's one of features server:
http://developmentseed.org/blog/2009/sep/03/5-minute-feature-server
歴史: Earl MilesがDrupalを使い始めたのは4.6から。当時はフロントページのレイアウト変更が難しく、これを解決したかった。 4.7でPanelsをリリースした。
Panels 3の新機能: - ページマネージャー - Variant: ユーザーの状態(login/logged out)、言語、ロールによって表示内容を変更できる
レイアウトデザイナー
プロトタイピングに最適: ページ内に自由にリージョンを追加できる。また、リージョンの幅をドラッグ&ドロップで変更可能。(ちなみに彼はPanelsのためだけにJavaScriptを習得したとのこと。)追加したリージョンはPanels専用だが、これをDrupal標準のリージョンにするためのモジュールが第三者により開発されている
吐き出されるHTMLはヒドイもの(divが多い他)。これを使ってレイアウトを決めた後、Panelsの標準機能でページを作り直すべき。
Node override
パフォーマンス
その他
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Panelsは今までにほとんど使ったことが無いので、正直よくしらないのだけど、パフォーマンス上の問題も小さそうなので今後試してみたいと思っています。ただ、しらないだけに上記のノートがどれだけPanels3に関するもので、どれだけが3以前にも共通しているものなのか良く分かってませんのでご留意を。
Comments
アップデートに遅れが出ます
英語のプレゼンを聞きながら日本語でブログ的な文章を書こうとすると、プレゼンの内容を聞き逃してしまうことに気づいたので、ノートを取って、あとからポストすることにしました。いろいろエキサイティングな情報があるのだけど、あまり器用でないのでリアルタイムに共有できません。
それから、聞き違いとかもあるかもしれないので、間違ってたらごめんなさい。
I believe there is a number of bloggers who post information in real-time, I won't be posting updates in English. Sorry!
Dries: State of Drupal
Drupal 7 のコードフリーズが決定、9月7日から。期間は5週間。この際にはまだ重要なAPIの変更は行われる。ハードフリーズは10月15日から4週間。
新しいDrupalの新リリースはしばしば「破壊」(後方互換性を捨てるという意味において)をもたらすが、それはテクノロジーの発展において必要不可欠なものである。
Drupalはフレームワークか製品か、という議論があるが、両方であるべき。
=====
今回のDriesのプレゼンで印象的だったのは、彼のいつものプレゼンは統計的な情報(Drupalのダウンロード数、d.oのアクセス数)が多かったのが、今回のプレゼンではDrupalがどのように発展してきたか、またどのように発展していくべきか、ということについて、一般のテクノロジー(発電等)の発展との比較に基づいて述べることに多くの時間を割いたことでした。
上記の新リリースのデメリットに加え、テクノロジーは一般に発明→特注品→一般商品→サービスというプロセスを追い(例:コンピューターの発明からAmazon EC2への遷移)、Drupalもそれに沿って発展しているというのが彼の見識でした。
(当然もっと色々な情報があったのだけど、要約するとこんな感じです。詳しくは彼のプレゼンのビデオをご覧ください)
Webchick: Drupal 7 Status
概要:
- PHP 5.2 Mysql5 / PostgreSQL 8.5 (Postgresが申し訳程度ではなく、正式サポートに。おめでとう9j8!)
- ものすごく古いissue - http://drupal.org/node/8 (ユーザーが自分で自分のアカウントを無効にできる)がとうとう実現!
- ネイティブイメージハンドリング
- ImageCacheがコアに
コアを小さくする努力
排除されたコアモジュール:
- blog API
- Ping
- Throttle
- Upload
- Blockはオプションに
(ただし、「コアを大きくする努力」(例:RDFの追加)などもあり。 ;p )
CCKがコアに加わる
新たにフィールドを追加できるのは:
- ユーザー (例:node profile / content profile が不要に)
- コメント
- タクソノミー (例:taxonomy image moduleが不要に)
リージョンの取扱いの変化
- コンテンツリージョンやフッター等ほぼすべてがブロックとして取り扱われる
テーマ
D6まで$contentの内容はXHTMLだったが、配列になったのでテンプレートレベルでの操作が楽に。また、check_plain()などのフィルターを付け忘れる危険もなくなる
jQuery
- jQuery 1.3
- jQuery UI 1.7
テスト
- SimpleTestがコアに加わる
PDOを使ったデータベース抽象化レイヤー
- 今までとクエリーの書き方が根本的に異なる
- db_rewrite_sql() から hook_query_alter()に
File API
- ファイルがDrupalのオブジェクトとして扱われる。hook_file_load(), hook_file_save() などが使える
パフォーマンス
(Driesのプレゼンではパフォーマンスが低下したことに触れた。ここでは前向きな情報のみ紹介)
- 複数ロードが可能。例:
- node_load_multiple()
- file_load_multiple()
- taxonomy_term_load_multiple()
- user_load_multiple()
その他、開発に関すること
- hookに$opが使われなくなる。代わりに、hook_node_load()など。hook_nodeapi()は名前がややこしいので使われないことに
- hook_page_alterでページにレンダーされるHTMLを完全にオーバーライドできる
- hook_node_accessで他のモジュールのパーミッションをオーバーライドできる
- install profileがモジュールと同じ形式で管理される(.info, .install, .profile)
==========
Driesも彼のプレゼンの中で触れていたけれど、アーキテクチャやUX向上も含め、Drupal7は今までのリリースで最も大きく変化するバージョンのようで、その興奮が伝わってくる楽しいプレゼンでした。
Driesのプレゼンは
スライドやビデオがどこかに載っているかな? 探してみよ。
情報ありがとうございます!
というか、パリまでいかれていたのですね!さすがです!
情報、本当にためになります。ありがとうございます。
それにしても、なんだか本当にいろいろと変わりそうですね。
楽しみなのと同時に、hookとかまた1から覚えなおしかなあー(笑
今日は全滅
<a href=""http://paris2009.drupalcon.org/session/agile-drupal-development-scrum">自分のセッションの準備で今朝6時半まで起きてたので、昼まで寝て、今スライドの最終調整中。今日は一どのセッションにも参加できないのでアップデートはありません。っつうか17:15の開始時間に間に合うのかしら。ジョイントプレゼンテーションは一人でやるより10倍大変。
Osonoi - 多分、アップロードされるまでに時間がかかると思います。Driesのブログにはコードフリーズの話が載ってます。
torihata_ptaro - まあ、ロンドンから電車で2時間ちょっとだから、東京〜大阪くらいの気分です。ヨーロッパはその辺の距離感が面白い。
hookは、今までを知ってればそんなに苦労しないはず(試してないけど)。利にかなった変更だし。あと、パワーアップしたcoder moduleで、カスタムモジュールのアップグレードは比較的簡単にできるとのことです(試してないけど)。
Post DrupalCon Paris news here
Saw your drupalcon tweets dokumori, so I knew you're in Paris. Envy!
Let's continue to use this thread to gather interesting DrupalCon Paris news.
Here's one of features server:
http://developmentseed.org/blog/2009/sep/03/5-minute-feature-server
Panels 3 by Earl Miles
歴史:
Earl MilesがDrupalを使い始めたのは4.6から。当時はフロントページのレイアウト変更が難しく、これを解決したかった。
4.7でPanelsをリリースした。
Panels 3の新機能:
- ページマネージャー
- Variant: ユーザーの状態(login/logged out)、言語、ロールによって表示内容を変更できる
レイアウトデザイナー
プロトタイピングに最適: ページ内に自由にリージョンを追加できる。また、リージョンの幅をドラッグ&ドロップで変更可能。(ちなみに彼はPanelsのためだけにJavaScriptを習得したとのこと。)追加したリージョンはPanels専用だが、これをDrupal標準のリージョンにするためのモジュールが第三者により開発されている
吐き出されるHTMLはヒドイもの(divが多い他)。これを使ってレイアウトを決めた後、Panelsの標準機能でページを作り直すべき。
Node override
パフォーマンス
その他
=========
Panelsは今までにほとんど使ったことが無いので、正直よくしらないのだけど、パフォーマンス上の問題も小さそうなので今後試してみたいと思っています。ただ、しらないだけに上記のノートがどれだけPanels3に関するもので、どれだけが3以前にも共通しているものなのか良く分かってませんのでご留意を。