日本におけるDrupalの考察:Dries Buytaert

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Dries(Drupal Founder)が来日し、それを彼のブログに書いてくれました。
Driesからも日本のコミュニティに伝えてほしいとの依頼を受けています。
荒い翻訳で恐縮ですが、とにもかくにも皆さんに早く読んで欲しいと思い公開します。

Reflections on Drupal in Japan | Dries Buytaert
http://buytaert.net/reflections-on-drupal-in-japan

日本におけるDrupalの考察:Dries Buytaert

先週、私は日本にいました。目的は2つありました。日本でDrupalをどうやって伸ばすことができるかを理解するために、Drupalコミュニティーの人々と会い、日本でAcquiaの子会社を法人組織化すべく、ビジネス機会を評価することでした (当社はすでに、Amazonのデータセンターを使って、日本でAcquia Cloudを提供しています)。

日本で2つのDrupalの会合に出席しました。1週間を使って、Drupalコミュニティー、Drupal代理店、大手システム・インテグレーター (IBM、アクセンチュア、日立、富士通、Ci&T、SIOS)、そして日本の役所の人々に会いました。合間には、日本が誇る素晴らしい料理を堪能しました。

日本におけるコミュニティーはヘルシーです。注目すべき日本語のDrupalサイトがいくつかあり、情熱を持ったリーダー達が会合やカンファレンスを段取りしてくれます。日本のDrupalコミュニティーは中国のそれより大きいですが、北米やヨーロッパに比べると、相対的に小さいです。私が会った、最も規模の大きいDrupal代理店は、20人の開発者を抱えています。

大手のシステム・インテグレーターは、Ci&Tを除いて、日本でDrupalプロジェクトを手掛けたことがありません。この点においては、当社はSitecore、Adobe Experience ManagerおよびSDLといった競合に大きく後れをとっています。 競合は全社、大手システム・インテグレーターがそれら競合の製品を販売・利用できるようにしています。すべてのシステム・インテグレーターと会い、Drupalおよび彼らのビジネスにおけるDrupalの潜在的可能性を知ってもらうことは、とても素晴らしい機会でした。大手システム・インテグレーターが、より機動的に動き、より多くのシステムと統合することを可能にする、オープンソース・プラットフォームから恩恵を受けることは明白です。

最大の挑戦は、マーケティング・ツールおよび開発者向け文書双方の日本語版の欠如です。日本人の多くは、英語を話す能力にそれほど自信がなく、Drupalの使用やdrupal.orgへの参加に四苦八苦しています。日本のDrupalコミュニティーには、通常の翻訳スプリントをオーガナイズすることを私は勧めます。最もよく売れている英語のDrupalに関する本のいくつかを日本語に翻訳することも、コミュニティーにとって流れを変える一手になるかもしれません。

もうひとつは、drupal.jpに関する以前からの問題です。drupal.jpのドメインの匿名の所有者は、drupal.jpは日本における正式なDrupalのサイト (実際には正式に承認されていませんが) であると主張し、より規模の大きい日本のDrupalコミュニティーにお構いなく、相談することなく、サイトを運営しています。私は、日本のコミュニティーに対して、この件を解決することを約束しました。

日本のマーケットは、Drupalに素晴らしいチャンスを提供すると実感しながら、帰国の途につきました。日本は、米国、中国に次いで、世界で3番目に経済規模です。継続的なリーダーシップを発揮して、Drupalは日本において成功することができるでしょう。また日本に戻ってきたいと思うので、是非そうなるように期待します。

Comments

特に重要なのは

qchan's picture

特に重要なのは

もうひとつは、drupal.jpに関する以前からの問題です。drupal.jpのドメインの匿名の所有者は、drupal.jpは日本における正式なDrupalのサイト (実際には正式に承認されていませんが) であると主張し、より規模の大きい日本のDrupalコミュニティーにお構いなく、相談することなく、サイトを運営しています。私は、日本のコミュニティーに対して、この件を解決することを約束しました。

の部分です。
私たちはしっかりとしたまとまりを持ってコミュニティを運営していくことをDriesに約束し、
彼も力強く同意してくれました。

chikunai's picture

翻訳、ありがとうございます。
過去のトラブルを乗り越え、Drupalの普及と問題の解決が前進しそうで、とても歓迎します。

Dries、日本に来ていたなら、イベントなどで何かしゃべって欲しかった。。。(やってた?)

イベントでのセッションがありましたよ!

qchan's picture

普段DriesがDrupalConのKeynote(基調講演)で話している内容そのままをしてくれました。
ちょうど来週からアムステルダムで行われるDrupalConの先取りセッションだったと思います。

幸いなことに、詳細なレポートを阿部さんやWebメディアの方がレポートしてくれています。

未来のWebと、その環境 from Dries Buytaert | レンタルサーバーのCPIスタッフブログ

Drupal創始者Dries氏来日「なぜ政府や企業の大規模サイトはDrupalを使うのか」(1/2):企業のIT・経営・ビジネスをつなぐ情報サイト EnterpriseZine (EZ)

今後も記事などが出ればアップデートしていきますね。

こっちのほうが重要じゃないのかな

s-jack's picture

qchanさん、翻訳ありがとうございます。
優劣つけるのもなんですが、ドメインの呪縛より、取りかかりやすいこっちのほうが重要じゃないのかな〜と。

最大の挑戦は、マーケティング・ツールおよび開発者向け文書双方の日本語版の欠如です。日本人の多くは、英語を話す能力にそれほど自信がなく、Drupalの使用やdrupal.orgへの参加に四苦八苦しています。

おめでとうございます

Luckhardt Labs's picture

おめでとうございます、日本でのDrupalのコミュニティ!

素晴らしい機会

yoshiyuki's picture

Driesのこの考察は、Drupalの普及において素晴らしい機会を提供しています。彼が日本市場のポテンシャルを理解し、次のアクションを示唆していること、また一部の問題解決にコミットメントしていることです。尚、今回のDriesの初来日では、日本のデジタルエクスペリエンスに関わる企業を招待して、Drupalを紹介するイベントを開催しました。メディアが記事を書いてくれています。http://enterprisezine.jp/iti/detail/6163

Yoshiyuki Ueda | www.ciandt.com | @yoshiyukiueda

【日本語でOK】Driesがコメントをしてくれます

qchan's picture

Driesがコメントをしてくれるとのことです。
Driesへの質問や要望などあれば、このスレッドか
Reflections on Drupal in Japan | Dries Buytaert
へコメントしてください。

英語に翻訳してくれる助っ人が沢山おられますので、
日本語で全然OKです。

よろしくお願いします。

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gongnam's picture

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