ユーザーガイドの翻訳にあたっては、画面キャプチャーと説明内容を一致させる為にDrupalコアの翻訳に準拠して進める事が前提なのですが、ユーザーガイド内で頻繁に出てくる言い回しについても訳語を決めておいた方が良いと思いますので、備忘録をかねてここに記載します。
追加した方が良い単語がありましたら、適宜追加して下さい。
また修正した方が良い点がありましたらコメントでご指摘下さい。
対訳表
英語 | ○(正しい翻訳) | ☓(正しくない翻訳) |
---|---|---|
Concept | 概念 | - |
Prerequisite knowledge | 前提知識 | - |
Expand your understanding | 理解を深める | - |
Related topics | 関連トピック | - |
Additional resources | その他のリソース | - |
Attributions | 帰属情報 | - |
Site Configuration | サイト設定 | - |
Overview of ~ | ~の概観 | ~概要, ~の概要 |
- | ~するため (ひらがな表記とする) | ~する為 |
- | ~すること (ひらがな表記とする) | ~する事 |
- | ~するとき (ひらがな表記とする) | ~する時 |
- | ~したところ (ひらがな表記とする) | ~した所 |
- | できる (ひらがな表記とする) | 出来る |
xxxx(斜体) | 「xxxx」 (斜体は原則「」とする。ただし英数字のみで斜体でも識別表示できる場合や、「」にすると不自然になる場合は斜体のままとする。) | - |
xxxx(in English) | xxxx (in English) (in Englishの前に半角スペース挿入) | - |
core software | コアソフトウェア | - |
Goal | 目標 | - |
Steps | 手順 | - |
See xxx . | xxx を参照。 (ただし、閉じ括弧の前には句点なし) (例) xxxxx を参照。 (xxxxx を参照)。 |
参照 xxx |
farmers markets | 農産物市場 | 農家市場 |
content management system | コンテンツ管理システム | - |
mobile phone | スマートフォン、スマホ | スマートホン、スマフォ |
その他
- 句読点については賛否両論あると思いますが、現状はすべて全角の「、」「。」としています。
- 文体には原則「です」「ます」調の丁寧語を使用してください。ただし、リンクテキストや見出し、目標欄の本文等については丁寧語だと冗長になる場合もあるため適宜常体の表現(「インストールする」「すること」)も使用してください。
Comments
ありがとうございます。 気づいた点があればこちらに追記 /
ありがとうございます。
気づいた点があればこちらに追記 / ご相談させていただきます。
モジュールを私的利用で翻訳していてよく迷ったり思うことなの
モジュールを私的利用で翻訳していてよく迷ったり思うことなのですが、configurationとSettingの違いってなんなのでしょうか。
コンピュータ業界の慣習もあると思うのですが、詳しく知りたいです。
直訳だと、前者が構成、後者が設定ですね。
「設定」が集まったもの、構造や階層的に設定するものが「構成」ということでしょうか。。。
私はconfigurationは一応構成と統一してます。
Site Configuration
一般的にどうなのかよく分からないですが、自分の感覚では、ちょっとした設定は「Setting」、もっと複雑な設定は「Configuration」と呼ぶような気がします。ですので上記の認識と同じです。(画面操作で簡単に設定するものは「Setting」、複雑な設定ファイルを苦労して設定するのは「Configuration」という気もします。)
Drupalコアの翻訳も「Configuration」の翻訳は「構成」になったり「設定」になったりしてますね。。
ただ「site configuration」に関しては「サイト設定」でほぼ統一されているので、現状は「サイト設定」で統一したいなという位な感じです。
(コア側の翻訳をすべて変更するという考えもあると思いますが、現状は難しいみたいなので。)
コア翻訳の 「構成」の例
Export configuration -> 構成をエクスポート
Cache configuration -> キャッシュの構成
Configuration files -> 構成ファイル
Paste your configuration here -> 構成をここにペーストしてください
Import configuration -> 構成をインポート
Configuration Manager -> 構成の管理
コア翻訳の「設定」の例
Administer site configuration -> サイト設定の管理
Save configuration -> 設定を保存
Configuration -> 環境設定
Basic configuration -> 基本設定
Configuration name -> 設定名
Database configuration -> データベースの設定
構成と設定は、おっしゃるとおり複雑性くらいのニュアンスの違
構成と設定は、おっしゃるとおり複雑性くらいのニュアンスの違いしか実際はなさそうですね。
ゆるく考えると日本人にとっては構成より全て設定のほうがわかりやすいってのはありますねw
追記です。
[構成の]設定という感じでカッコ内を省略しているような意味合いでも良さそうですね。
Expand your understanding
@hgotoさんの翻訳にあった
Expand your understanding -> 理解を深める
の対訳を追加しました。
私は「もっと理解を広げる」と翻訳していたのですが、我ながらイマイチだと思っていたので。投稿済みの翻訳は、レビュー後に修正します。
あとは、以下の翻訳が割れてますね。
Goal -> ゴール or 目標
Step -> ステップ or 手順
素直にカタカナにしておいた方が無難でしょうか。
参考ページ
https://www.drupal.org/files/issues/planning-layout_2.txt
https://www.drupal.org/files/issues/install-run_2.txt
ありがとうございます。 Configuration
ありがとうございます。
Configuration については私も同感です。
こちらはどちらでも問題なさそうですね。そのまわりの「前提知識」などが日本語(漢字)なのでいったん「目標」「手順」で揃えましょう!( planning-layout の方を改めます)
GoalとStep
了解しました!
それでは私の方はその部分は現状のままとしておきます。
Overview of ~ ~ の概要
"Overview of ~" の訳として "~ の概要" となっていますが、正しくは "~の概観" かと考えますので修正を提案させていただきます。
「概要」と「概観」は似て非なる言葉ですし、実際にこのドキュメントの該当箇所では、概要ではなく概観が書かれています。
この手のドキュメントでは "Summary" もよく使われますが、こちらは "概要" で問題ないかと思います(おそらく、その場合は概要が書いてあると思われますので)。
以下は日経BP社の会社の概観ページです。それぞれが使い分けられていることが分かると思いますので参考にしてください。
http://corporate.nikkeibp.co.jp/information/corporate/
Re:Overview of ~ ~ の概要
自分はあまり日常的に「概観」という言葉を使用しないので検討もしていませんでしたが、調べてみると確かに「overview」は概観の方が正確な気がしますね。
ご提案ありがとうございます。
かなり影響範囲が大きいので、1週間ほど様子をみて反対意見が出ないようでしたら、すべて「概観」に変更したいと思います。
もし反対意見がある方はコメントを追加してください。
素早いご返信ありがとうございました。 かなり影響範囲が大き
素早いご返信ありがとうございました。
ご存じだと思いますが、現在、探り探りレビューを進めています。
現在の方法で問題がないようでしたら kabetani さんのコミット済みの分も再レビューしようと考えていますので、その部分の修正だけを焦ってやる必要はないと思います。
ただ、今のところ kabetani さんも含め誰からもレスポンスがありませんので、否定なのか肯定なのか不安があります。
もし否定であれば、やはり私にはコメントで初期翻訳者の方に「ああしてはどうか?こうしてはどうか?」と根拠を提示しながら行うレビューは、時間的にも精神的にもハードルが高すぎますので、レビューから身を引くことになるかもしれません。
その時には、kabetani さんの方で修正をお願いします。
現在の方法で問題がないようでしたら kabetani
了解しました。ひとまず修正はこちらのWikiページだけとし、翻訳については暫く修正は行いません。
すみません、自分の翻訳ではないので全部は拝見していないのですが、Takafumiさんのレビュー内容については個人的には妥当だと感じております。
ただ、もし自分が翻訳した内容についての指摘だとすると、反射的に「別にその表現でなくても良いのでは?」と感じてしまう事もあるかもしれないので、そういった点について議論しあえる基準を決められると良いのになと感じている次第です。
(タイポや翻訳間違いなど修正の必要性が明確な点については問題ないと思いますが、意味はあっているけど表現を変更したいという場合についてです。)
https://www.drupal.org/node/2885908#comment-12201262
https://www.drupal.org/node/2885927#comment-12189209
でコメントされている
・可読性の向上
・説明の明確化
・「単語の固さを合わせる」
が主な理由だと思っておりますが、人によって感じ方が異なるかもしれないので、なかなか難しいと思っています。
もしなにか良いアイデアがありましたら教えてください。
ただ、今のところ kabetani
現在のグループ状況と私の状況含め別のところにも書きましたが再度書いておこうと思います。
投稿があちこちに散らばっていますので、それを参照することは避けますが、
当初このグループは.orgのマニュアルに正式に参加するのではなく、皆さんがDrupalの仕事や趣味で翻訳して調べたついでに共有するゆるいマニュアルを作ろうかということを提案させていただいて始めました。
ところが、その仕組みを作れないで今まで放置状態となってきました。
最近日本 コミュニティ: Drupal Japan User Groupにマニュアル整備の話題があがり、kabetaniさんを含め何人で.orgに参加するマニュアル整備を始めようということで、このグループをその方向性でもご利用いただくようになりました。
もともとこのグループの参加者は、当初の趣旨で参加され、さらに放置状態のため、休眠されている方も多いとおもいます。
私個人も仕事でDrupalの開発回りをしているわけではないので、ある意味趣味でやっています。コード書く人ではなくてもOSSに少しは参加できると思ってます。立場的には、Drupal開発者側ではなく、利用者側で翻訳の部分をできる範囲で協力したい、全体としてマニュアル整備が進むことが一番のゴールだと思っています。
前置きがなりましたが、レビュー者が少ないのは、このような状況であり、この今の流れも周知されてはいないかと思います。私個人としては正式なマニュアル参加はちょっと重たいので、やり方をマスターすれば少しは貢献できると思いますが、できればゆるいマニュアル(機械翻訳使っちゃったっていいじゃない)ももう1つあっても良いかなと思っています。
ですので、レビューする協力者はここに登録されたメンバーがまだ知らなかったりなど周知されていないので、このグループに参加しているユーザーがそこそこいるけれど非協力的と悲観する必要はないかと思います。
もっと告知や宣伝をすれば、いまの流れに賛同した協力者が少しずつは増えるような気がしています。
このグループをもっと宣伝するなど、管理権限がほしいなど、忌憚なくおっしゃってください。
orgマニュアルに参加する貢献度が少ないというバロメータで評価されると、私なんかはそもそもこのグループの管理資格がありません。
OSSは義務ではないので、盛り上げる方策は別と考えて、今いるメンバーで細かい語彙にこだわるよりも、ある程度マニュアルを公開して行っていただく方がベストであると思っています。
ということで、繰り返しになるますが、何か意見があったり、ここのグループの使い方そもそもを提案いただいたり、自由に利用していただければと思います。
xxxx (in English) について
「xxxx (in English)」というのは英語ドキュメントのリンクに " (in English)" を付加することを意味していると推察しますが、日本語のドキュメント内なので "(英語)" の方が良いのではないでしょうか?
Expand your understanding
「理解を広げる」から「理解を深める」に変更した経緯があるようですが、「深める」は縦方向、「広げる」は横方向で、少々ニュアンスが異なります。
このドキュメント内では原文どおり「広げる」ためのトピックが紹介されているように思いますので、「理解の幅を広げる」に変更することを提案させていただきます。
まあ、「理解を深める」でもあながち間違いだとは言えないのですが…。
Re:xxxx (in English) について
これは、
https://www.drupal.org/docs/user_guide_guidelines/guidelines-translating...
の翻訳者ガイドラインの「Additional references section in some topics」の部分に素直に従ったのだと思います。
そもそもリンク先が日本語ドキュメントの場合はタイトル部分を日本語に翻訳するし、(in English)の表記自体不要なのではないかという気がしますが、いかがでしょうか?
他の言語の方の対応をみると、どこも(in English)のように追加している所はないようでした。
もし残す場合は、
(英語)とする案に賛成です。私は、(in English),(英語)のどちらでも構いません(2017/8/14 8:15に訂正)。.
わざわざ (in English) を付加するのは、英語が苦手な方向けに「リンク先は英語だよ」と注意を促す意味合いだと思いますので、それを英語で書くのは本末転倒のような気がしたため、提案させていただきましたが、
と、仰ることはもっともだと思いますので、
の提案に賛成します。
前例に倣い、1 週間程度様子を見て、異論がないようでしたら削除をお願いします。
ここからは余談ですが、一連の議論を見やすくするために、返信に関しては "Post new comment" ではなく "reply" からの投稿をお勧めします。
Re:Expand your understanding
もし口頭で「理解の幅を広げる」と言われたとすると、一瞬?となる気がするので、個人的には、「理解を深める」の方がしっくりする気がします。
(広げると深めるでニュアンスは違いますが、ニュアンスの違いは目をつぶってわかり易さを優先するという考えです)
広げる部分を残したいのであれば、意訳になってしまいますが、「知識の幅を広げる」の方が良いような気がしますが、もうこれは人によって違いそうですね。
.
言われてみれば確かに、「理解の幅」は正しくないような気がします。
かといって「理解を広げる」だと第三者に働きかけるようなニュアンスがあるため、これも違和感を覚えます。
結局「理解を深める」が一番しっくりくるということで、提案を取り下げさせていただきます。
See xxx
「See xxx . 参照 xxx (句点なしでもよい)」についてですが、「xxx を参照。(ただし、閉じ括弧の前には句点なし)」への変更を提案します。
理由としては、なんというか片言っぽい印象を受ける("参照:" だとまた少し違う)のと、「前提条件」のように他に句点で終わる文があるところで句点なしで終わるのが気持ち悪いためです。
「前提条件」部では、「常体で体言止め」に統一されつつあるようですので、「~ を参照。」でもまったく違和感がないと思います。
また、括弧内では閉じ括弧の前に句点を打たないのが一般的(複数のガイドラインで共通)ですので、これを明示しておいた方がよいと思います。
[例]
==== サイトの前提条件
~が存在すること。 参照 <<xxxxx>>
~が存在すること。 <<xxxxx>> を参照。
==== 理解を深める
~することもできます(参照 <<xxxxx>> )。
~することもできます(<<xxxxx>> を参照)。
Re:See xxx
上記の変更に賛成します。
実際の変更作業は、他の変更案が落ち着いてからまとめて行いたいと思います。